念願のマイホームとして新築一戸建てを購入する場合、さまざまなトラブルを防ぐための対策を考える必要があります。
とくに、新築一戸建てを狙った空き巣被害防止は、新生活を始めるうえで大きな課題です。
そこで今回は、新築一戸建てが空き巣被害に遭いやすい理由のほか、空き巣に狙われやすい新築一戸建ての特徴、おすすめの防犯対策を解説します。
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新築一戸建てが空き巣被害に遭いやすい理由
新築一戸建ては、さまざまな住宅のなかでも空き巣被害のリスクが高いとされています。
新築一戸建てがなぜ空き巣被害に遭いやすいかをチェックして、防犯対策の必要性を考えましょう。
理由①裕福だと思われる
新築一戸建ての購入には、多額の資金が必要です。
そのため、新築一戸建てを購入できるならば、室内にも多くの現金や貴金属などがあると判断されやすくなります。
空き巣は高価なものを盗むことを目的としているため、ひと目見て新築だとわかる住宅をターゲットとします。
理由②隣家と離れている
空き巣が新築一戸建てを狙う理由として、隣家との距離が離れているといった立地条件が挙げられます。
隣家との距離が離れていると周囲に見られることなく侵入できるため、空き巣にとって侵入しやすい住宅となります。
マンションなどの集合住宅であれば、管理人がいて侵入自体が困難になるだけでなく、住人に気づかれず犯行に及ぶことは困難です。
しかし、新築一戸建てであればマンションと比較して犯行のハードルが下がるため、空き巣被害に遭いやすくなります。
理由③低層階で入りやすい
新築一戸建てを含む一戸建ては、低層階で入りやすいことが理由で空き巣に狙われます。
令和5年における侵入強盗の発生場所別認知件数を見ると、マンションなどの共同住宅が8%であるのに対して、一戸建ての被害は20%を占めています。
3階以下の共同住宅が4階建てよりやや高い8.7%であることを考えると、低層だけが被害に遭いやすい理由とはいい切れませんが、セキュリティ面など複合的な理由から標的にされやすいといえるでしょう。
低層階であることにくわえて新築一戸建てが狙われやすい理由には、セキュリティが不十分であるほか、工事関係者など知らない方の出入りが多いことなどが挙げられます。
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空き巣被害に遭いやすい新築一戸建ての特徴
新築一戸建てでも、空き巣に狙われにくい住宅は存在します。
空き巣被害に遭いやすい新築一戸建ての特徴をチェックして、自宅の弱点を把握しましょう。
特徴①人目が少ない環境
新築一戸建てのなかでも、隣近所と離れた場所にある住宅は、空き巣被害に遭いやすい特徴があります。
空き巣が住宅に侵入する場合、隣近所との距離が近く人目が多い環境を避けるのが一般的です。
したがって、人目に触れず侵入できる新築一戸建ては、空き巣被害に遭いやすくなります。
人目が少ない新築一戸建ての具体的な例として挙げられるのが、大きな公園に隣接している住宅です。
大きな公園は夜になると人どおりが少なくなり、公園側から人目に触れず侵入できます。
また、公園の反対側が隣家と接していても、玄関や勝手口などが公園側の見えにくい場所にあると、空き巣被害に遭う確率が上がります。
さらに、大きな公園は長時間散策していても不審に思われないことから、隣接する新築一戸建ての下見をしやすいことが特徴です。
特徴②留守が多い
新築一戸建てのなかでも、留守が多いと把握されている住宅は、空き巣被害に遭いやすくなります。
とくに、遅くまで洗濯物を干している住宅や夜になっても明かりが点かない住宅などは、留守が多い住宅だと判断されるでしょう。
空き巣は新築一戸建てに住む方の生活パターンを把握していて、侵入する機会があれば犯行に及びます。
空き巣を防ぐならば、家族の生活パターンが外から判断されないよう工夫することが大切です。
特徴③防犯対策が万全ではない
防犯対策があまりされていない特徴がある新築一戸建ては、空き巣被害に遭いやすくなります。
空き巣は犯行前にターゲットとなる住宅の下見をおこないますが、住人の生活パターンとともにどのような防犯対策がされているかについてもチェックします。
下見の段階で防犯対策が万全だと判断されれば、空き巣は犯行を諦めるでしょう。
しかし、留守がちであるだけでなく防犯対策が万全ではない場合、空き巣被害に遭う確率は高くなります。
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空き巣被害にあわないために新築一戸建てにおすすめの防犯対策
人目が少なく留守が多い新築一戸建ては、空き巣に狙われやすい特徴があります。
家族とマイホームを空き巣から守るためには、防犯対策を考えることが大切です。
防犯対策①防犯カメラ
空き巣被害を未然に防ぐためのアイテムとしておすすめなのが、防犯カメラです。
死角になる出入口に防犯カメラを設置すれば、空き巣は侵入しにくいと感じて犯行を諦めることがあります。
また、被害に遭った場合、防犯カメラは証拠となる映像を残してくれます。
空き巣被害に遭ったとしても防犯カメラの映像から犯人が特定できれば、被害を最小限に抑えることが可能です。
さらに、死角となる室外の出入口だけでなく、室内に人感センサー付きの防犯カメラを設置することもおすすめです。
外出先からスマートフォンで遠隔操作できる防犯カメラのなかには、スピーカーで会話できるものがあります。
防犯対策②センサーライト
出入口近くまで来た空き巣を撃退するアイテムには、センサーライトがあります。
センサーライトは人が近づくと明かりが点くため、空き巣が驚いて逃げる効果が期待できます。
とくに、死角になる勝手口は防犯性能の高い鍵を取り付けられないことがありますので、センサーライトを設置するのがおすすめです。
防犯対策③防犯砂利
敷地内に入った空き巣を建物に寄せ付けないために、防犯砂利の設置を検討しましょう。
防犯砂利とは、見た目は普通の砂利ですが、上を歩くと大きな音が鳴ることが特徴です。
こうした防犯砂利を出入口の周辺に敷き詰めておけば、上を歩いて犯行に及ぼうとする空き巣を撃退できます。
室内に誰かがいれば音を聞いて警察へ通報できるのはもちろんのこと、音がするだけで空き巣が逃げる確率が高くなるため、一定の防犯効果が見込めます。
防犯対策④ディンプルキー
新築一戸建てで空き巣の侵入経路となりやすいのが、玄関です。
とくに、ピッキングしやすい鍵が付いている新築一戸建ては、空き巣の侵入を許しやすくなります。
こうした玄関からの犯行を防ぐには、ディンプルキーの使用がおすすめです。
ディンプルキーとは、鍵穴に差し込むシリンダー部分に複雑な穴が空いているのが特徴で、簡単にはピッキングされません。
また、メインの鍵としてディンプルキーを使用するとともに、補助錠の取り付けも検討してみましょう。
さらに、鍵の閉め忘れによる空き巣被害を防ぐには、自動で鍵が閉まるものや、外出先から遠隔で施錠できるものを取り入れるのもおすすめです。
防犯対策⑤窓の補強
空き巣は、玄関や勝手口だけでなく、窓を破って侵入します。
そのため、簡単には破られないよう窓を補強することが、有効な防犯対策です。
新築一戸建てであれば、建築段階で防犯効果がある窓ガラス・サッシを導入できます。
防犯合わせ複層ガラスのほか面格子・シャッター雨戸などは、とくに防犯対策として有効です。
また、サッシを二重ロックにすれば、空き巣にとって侵入しにくい住宅になります。
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まとめ
新築一戸建ては、裕福だと判断され侵入しやすい低層階であることから、空き巣の被害に遭う確率が高くなります。
新築一戸建てのなかでも空き巣被害に遭いやすいのは、人目が少なく留守が多い住宅です。
新築一戸建てを購入する場合、防犯カメラ・ディンプルキー・窓の補強がおすすめの防犯対策です。
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