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新築住宅に対するインスペクションの重要性は?依頼するメリットをご紹介!

新築住宅に対するインスペクションの重要性は?依頼するメリットをご紹介!

新築住宅の購入を検討している方のなかには、インスペクションがなぜ必要なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
一見、新築は欠陥がないように見えますが、実際には見えない箇所に問題が生じている可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、新築一戸建てに対するインスペクションの重要性やメリット、依頼するタイミングをご紹介します。
新築一戸建ての購入を検討されている方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。

新築一戸建てに対するインスペクションの重要性

新築一戸建てに対するインスペクションの重要性とは

そもそもインスペクションとは、住宅の売買やリフォーム時に利用される建物診断のことです。
一般的には、建築士資格を持った建物調査の専門家が住宅の施工不具合や劣化を調査します。
これらの調査をおこなう目的は、大まかに2つあります。
インスペクションの重要性を把握しておくと、新築購入時の手続きもスムーズに進むでしょう。

インスペクションの重要性①住宅の不具合を早期に発見できる

新築購入時にインスペクションを実施する目的は、住宅の不具合や欠陥を早期に発見することです。
新築工事後の調査データによると、約8割の新築住宅で何らかの不具合が発生しています。
中古住宅のように劣化による不具合は起きませんが、断熱材の不足やダクトの接続忘れなど、現場監督の知識不足により不具合が発生する可能性はゼロではありません。
これらの不具合は部屋を内覧しただけでは分からないため、基礎まで調査するインスペクションが重要です。
不具合の発生箇所を熟知した住宅診断士だからこそ発見できる部分があります。

インスペクションの重要性②家の専門家である住宅診断士に頼める

インスペクションの強みは、家の専門家である「住宅診断士」に依頼できる点にあります。
住宅の状態を多角的に判断するため、総合的な診断が可能です。
依頼する住宅診断士を選ぶ際は、実績があるかどうかを慎重に確認する必要があります。
一級建築士を強調していても、評価が低い会社も存在します。
インスペクションの依頼先を検討する際は、肩書きだけで判断しないことが重要です。

新築一戸建てにインスペクションを依頼するメリット

新築一戸建てにインスペクションを依頼するメリット

新築住宅にインスペクションを実施するメリットには、さまざまなものがあります。
それぞれの重要性を把握しておけば、インスペクションを実施するかどうか判断が付きやすくなるでしょう。

インスペクションのメリット①状態が明らかな住宅を購入できる

新築購入前にインスペクションを実施しておくことで、住宅の状態を把握できます。
インスペクションを実施していない場合、不具合が発生し、修繕費を負担せざるを得ないことがあるでしょう。
修繕費が高額になるケースもあるため、ランニングコストを抑える目的でもインスペクションをおこなうことが推奨されます。
インスペクションで施工不良が見つかった場合、引き渡しまでに設計図どおりの修繕を要求することが可能です。
地盤の弱さなど重大な不具合が判明した際には、購入を見送る判断がしやすくなります。
これらの理由から、新築住宅においてインスペクションの重要性が高まっています。

インスペクションのメリット②引き渡し前までに費用を請求できる

新築購入前にインスペクションを実施することで、修繕に必要な費用の請求交渉が可能です。
引き渡し前に住宅の状態を把握しておけば、入居後も安心して生活を送ることができます。
将来的な不具合やトラブルのリスクを軽減できるため、買主にとって大きなメリットがあります。
ただし、特殊な検査や追加サービスが必要な場合には、費用が増加する可能性があるでしょう。
事前に調査費用の相場を把握しておくと、予算の計画が立てやすくなります。

インスペクションのメリット③品質の高い住宅が手に入る

インスペクションを実施して問題が解決されると、住宅の品質が向上します。
買主にとって長期的なメリットが得られるため、品質の高い住宅を求める方にはインスペクションがおすすめです。
将来的な住宅の資産価値も維持できるため、売却時にも役立ちます。
資産価値の高い住宅を購入したいと考える方は、引き渡し前にインスペクションを実施しておくことが重要です。
このように、インスペクションは購入者の利益を守るための重要な手続きの一つです。
新築一戸建てを購入予定の方は、インスペクションの実施を予算やライフスタイルを考慮して慎重に検討しましょう。

新築一戸建てにインスペクションを依頼するタイミング

新築一戸建てにインスペクションを依頼するタイミング

インスペクションの実施タイミングは、状況によって異なります。
自身のケースではどのタイミングが適しているのか、ぜひとも確認しておきましょう。
インスペクションを依頼するタイミングは、主に3種類です。
それぞれのタイミングでどのような調査をおこなうのか、チェックしておくことをおすすめします。

基礎配筋工事のタイミング

インスペクションを実施する最初のタイミングは、基礎配筋工事をおこなうときです。
通常、基礎底版のコンクリートを打設する直前に調査を実施します。
調査の内容は、配筋のピッチ、かぶり厚、継手の長さなどです。
基礎の配筋は完成後に隠れてしまうため、工事段階で確認する必要があります。
また、状況に応じて基礎の立ち上がり型枠やコンクリートの仕上がりの調査も求められます。
不具合が見つかった場合は、修繕と費用の請求を速やかにおこないましょう。

断熱材を施工したタイミング

インスペクションを実施するタイミングとしては、基礎配筋工事をおこなうときにくわえ、断熱材の施工後も重要です。
断熱材には、グラスウールやウレタン吹付などさまざまな種類がありますが、仕様通りに施工されているかを確認する必要があります。
住宅の断熱性能はエネルギー効率や結露に影響するため、不具合があると生活環境に支障をきたす恐れがあります。
快適な暮らしを実現するためには、住宅が完成する前にインスペクションを依頼しておくことがおすすめです。

住宅が完成したタイミング

建築途中ではなく、住宅の完成後にインスペクションを実施するのも一つの選択肢です。
完成後には建物の仕上がり状態を確認できるため、理想の住まいに近づけることが可能です。
建物プランによっては、床下や屋根裏の奥までチェックでき、住宅の快適性を高めることができます。
新築一戸建てでは、住宅の完成後に内覧会をおこなうのが一般的です。
そのタイミングで専門家に住宅の状態を調査してもらうのが望ましいでしょう。
完成後のみインスペクションを実施する場合は、引き渡し前に調査を依頼し、補修や修繕が完了した段階で引き渡しと代金の清算をおこなうことが推奨されます。
先に費用を支払うと、十分に調査されない可能性があるため注意が必要です。
細部までしっかりと調査してもらうためにも、インスペクションの費用相場や調査内容を事前に把握しておきましょう。
新築一戸建てのインスペクション費用は、5万~6万円が相場です。
より詳細な検査が必要な場合は、10万円程度の費用を見込んでおく必要があります。

まとめ

新築一戸建てでインスペクションが必要なのは、住宅の不具合を早期に発見するためです。
そのため、インスペクションを実施すると、引き渡し前に建物の状態が把握できるなどのメリットが得られます。
調査を依頼するタイミングは、基礎配筋工事をおこなうときや断熱材を施工したとき、住宅の完成後などさまざまです。


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