こんにちは。ハウジングトラストの名村です。
マイホーム購入希望者に役に立つ知識や、お得な情報をお伝えしていくマイホーム購入講座の第8回。
『変動金利・固定金利どちらがいいの?住宅ローンの選び方教えます』というテーマでお話します。
住宅を購入する際に、ほとんどの方が住宅ローンを利用して
購入される予定だと思います。この仕事をしていますと、お客様から
『変動金利と固定金利どちらが良いと思いますか?』とご質問を受けます。
よって、今回は変動金利と固定金利の特徴をお話しし、お客様の住宅ローン選びにお役立ていただきたいと思います。
まず住宅ローンという商品は、都市銀行・信用金庫・公庫等さまざまな金融機関から多数の融資商品がありますが、大きく分けて【変動金利】と【固定金利】という商品にわかれます。
※ここでの固定金利はフラット35等の35年固定の長期間固定金利を意味します。
【変動金利の特徴】
・現在、固定金利よりも金利が安い
・年に2回金利の見直しがある(金利が変動する可能性がある)
・5年ごとの返済額の見直し(5年間は返済額が一定。但し利息と元金の割合が変動する)
・125%ルールというものがあり、5年後の返済額の見直しの際に今まで支払っていたローン額の125%を超えないようになっている。
・金利が変動するので、長期的な返済計画が不確定。
【固定金利の特徴】
・固定期間中は支払額・利息が変わらない
・現在、変動金利より利息が高い
※フラット35SのAタイプを利用できる場合、当初10年は-0.25%優遇
・金利が固定されるので長期的に安定した返済計画が立てられる。
これらの特徴をみますと、変動金利を選ぶ方が毎月の返済額は安くなります。
ただし金利の変動リスクが伴います。
固定金利を選ぶ場合は、毎月の返済額は変動金利より高くなります。
ただし金利の変動リスクはなくなりますので安心できます。
結局のところ、変動金利を選んだ方が良いのか、固定金利を選んだ方が良いのかは、
将来の金利の動向によってどっちが得だったかが変わるので、35年経ってみないとわかりません。
ただし、過去の金利動向を見ることはできますので、
こちらのグラフをご覧ください。
この金利推移をみる限りでは、 1995年(平成7年頃)から変動金利は低金利がずっと続いています。3年固定金利や10年固定の金利は2022年から少し上がり出している傾向です。
このようにして見ると変動金利は低金利がまだまだ続きそうだと思えますが、将来的に何かのきっかけで急に金利が上がりだすということも考えられますので、どうなるのかわからないのが現実です。
バブルの頃の金利を見ると変動金利が8%を超えてますね(^_^;)
そこまで上がる事はないとしても、海外の水準で考えると4%位までは上がる事もあるかもしれません。
当社をご利用頂くお客様の割合では、変動金利を利用されている方が多いですが、中には将来の安心を買いたいという事で固定金利を選ばれているお客様もいます。
最終的にはお客様の判断となりますが、変動金利で住宅ローンを借入した場合のシュミレーションと固定金利で住宅ローンを借入した場合のシュミレーションを比較して、安さを取るのか、安心を取るのかよく検討して頂くのが良いと思います。
当社にご相談頂いた場合は、上記2点のシュミレーションをお作りして住宅ローン選びのアドバイスはさせて頂きます。
変動金利だったら、返済額いくらぐらいになるか?
固定金利だったら、返済額いくらぐらいになるか?
比較したシュミレーションを無料でお作りできますので、
住宅ローン選びで迷っている場合は、
お気軽にご相談下さいませ。
もし、ご説明の中でわからない点がありましたら
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