こんにちは。ハウジングトラストの名村です。
マイホーム購入希望者に役に立つ知識や、お得な情報をお伝えしていくマイホーム購入講座の第9回。
『新築一戸建て物件の契約から引渡しまでの流れ』というテーマでお話します。
気に入った物件が見つかり、売買契約を無事に締結した後は、物件の引き渡しまでに様々な手続きを行うことになります。
今回は、物件契約から引き渡しまでの手続きの流れを簡単にご説明します。
1)住宅ローンの申込み
不動産の売買契約を締結したら、まずは銀行に住宅ローンの正式申込みを行います。
住宅ローンの申込みには、住民票や印鑑証明書、課税証明書等の書類の他、登記簿謄本や公図・測量図など物件に関する資料も必要になります。当社では住宅ローンの正式申込をサポートしており、必要書類のご案内は随時行っております。
住宅ローンの正式申込みから約1週間ほどで正式審査の内定がおります。住宅ローンの正式内定がおりたら、新築住宅の場合、建物の表示登記という手続きを行います。表示登記には、住民票・委任状・賃貸契約書の写し等(場合によって印鑑証明書)が
必要となります。これらの書類は不動産仲介業者を通して売主に渡します。
住宅ローンを借入する銀行との間で金銭消費貸借契約(金消契約)を締結します。この時に、住民票、印鑑証明書、実印、通帳、通帳印、収入印紙、運転免許証等が必要になります。
可能であればこの時までに、新しく購入する物件の住所に住所変更を終わらせてしまい、新しく購入した物件の住所で住民票と印鑑証明書を取得し、ローンの金消契約を締結することをおすすめしています。
(住所変更の詳細な方法は、お客様に直接お知らせしております)
新築物件の場合、引渡し前に現地に売主・買主・仲介業者で集まり建物にキズや汚れ等がないかの最終確認を行います。もし補修箇所があれば、売主が引き渡しまでに補修します。
また、隣地との境界の確認や設備利用についての説明を受けます。
住宅ローンを借入する銀行に、
売主・買主・仲介業者・司法書士の4者で集まり物件の残代金の決済と物件の引渡し手続きを行います。
残金決済では、通帳にあらかじめ必要な自己資金を入金しておき、
住宅ローンで融資を受けた金額と合算した後、それぞれ振込や現金等で残金の精算を行います。
火災保険もこの時までに加入手続きを行います。残金決済当日の持ち物は、通帳・通帳の届出印・実印・運転免許証等になります。残代金の支払いが完了したら 売主より鍵の引渡しを受けて引渡しが完了します。
司法書士は、すぐに法務局へ登記を行い
無事に登記(名義変更)の手続きが完了します。引渡しが完了したら、いよいよ新居にお引越しです。
以上が契約から引渡しまでのおおよその流れになります。建物が完成済みですぐに引渡しができる状態の場合、およそ1ヶ月の期間でこれらの手続きを行っていきます。
ローンの契約や引渡し手続きは、銀行の開いている平日の昼間に手続きを行う必要が有る為、仕事のお休みを取って頂くなどの必要がある場合があります。
お手続きの中でご不明な点がありましたら
いつでもお気軽にお問い合わせください。
株式会社ハウジングトラスト
TEL04-2939-4877